今週(2026年3月30日〜4月4日)起きた、市場のボラティリティの背景にある事実を整理しました。
1. 地政学・トランプ発言の推移
- 3月26日:攻撃猶予の延長発表 トランプ氏がSNSで、イランの発電所への攻撃猶予期限を4月6日まで10日間延期すると表明。「協議は極めて順調」と主張。ソース:YouTube-トランプ大統領 攻撃期限を来月6日まで延期表明
これは延命、安心ではなく先延ばしにしているだけですね。
Xデーを4月6日にしただけで根本の解決にはなっていないです。
このXデーがある以上今週の反発も時間稼ぎにすぎないのかもしれません。
- 3月30日:ホワイトハウスの強気姿勢 レビット報道官が会見。トランプ氏が設定した4月6日が「ホルムズ海峡を巡る合意の期限」だと強調し、戦費負担をアラブ諸国に求める意向を明かす。ソース:時事通信-石油の自力調達要求「助けない」
発言のトーンが少し強く感じました。
これで市場は長期化を意識し始めたのかもしれません
2. 米国マクロデータ(3月分雇用統計)
4月3日 21:30発表。雇用は想定以上に強く、市場の「延命」を支える数字となりました。
- 非農業部門雇用者数: 17.8万人増(予想6.0万人を大幅に上回る)
- 失業率: 4.3%(予想4.4%から改善)
- 平均時給(前年比): 3.5%増ソース:みんかぶFX-米経済指標 雇用統計(3月)詳細
景気は強いが、金利は下がらない最悪の組み合わせですね
延命措置とはなるけど・・・追い風ではなさそうですね。
3. 為替・市場の緊張
- ドル円相場: 雇用統計を受け、一時159.68円まで上昇。160円の節目を前に財務省の介入警戒感がピークに。[ソース:Snapshot-USD/JPY Exchange Rate 2026-04-03]
円安はアメリカ株をすでに購入している人の味方だが、行き過ぎは介入リスクという敵になります。
日本株が巻き添えを食うリスクも常にあると思います。
4. 社会・事件・「混入」関連ニュース
なんなんさんが仰る「市場の過敏さ」を象徴する、足元の不穏な動きです。
- 渋谷スクランブル交差点での放火事件(4月3日 21:05頃) 名古屋市の50代男がガソリン(当初は灯油と報道)をまき、火をつけて逮捕。「世間に現状を知ってもらうため」と供述。雇用統計とほぼ同時刻に発生した衝撃的な事件。ソース:読売新聞-渋谷スクランブル交差点で放火、男を逮捕
金曜夜の雇用統計と同時刻に起きた事件ですね。
社会の歪みが、市場の過敏さとシンクロしているようで少し不気味です。
- 中国スシロー「マグロ異物騒動」の結末(4月4日) 話題になっていた異物混入疑いに対し、当局が「寄生虫は検出されず、国家基準に適合」との最終回答。過敏な風評被害の側面が浮き彫りに。ソース:東洋経済-中国スシロー異物騒動の顛末
結局はシロ。だが一度ついた、疑念は客足を奪う。
実害なしでも、過敏な反応が広がる空気感が今の相場とリンクしてると思いました。
- 最新炊飯工場の稼働と「異物混入対策」(4月4日) 静岡ライスセンターが最新設備を本格稼働。金属片などの混入を徹底排除する「蒸気式炊飯装置」の導入がニュースに。食の安全への意識が極めて高まっています。ソース:読売新聞-静岡に新工場 異物混入防ぐ蒸気式
“安全への投資”がニュースになるほど、社会の緊張が高いと思います。
そして食の安全も資産防衛も、最後は『最新のシステム(ルール)』を信じて淡々と守るしかないという教訓が得れると思います。
まとめ
地政学リスクは延命ではなく期限の再設定
マクロは強いが金利は下がらない社会不安がニュースに混ざり始めた
為替は危険水域
つまり今週は「楽観の崩れ始め」がはっきり見えた週なのかもしれませんね。
来週4月6日の期限が来たとき、本当の決着が始まります。
それまで心穏やかに過ごしましょうね!
※皆さんの資産状況やリスク許容度はそれぞれ異なります。紹介したデータや戦略は一つの強力な指標として参考にしつつ、最終的な投資の判断は、ご自身の責任と許容範囲内で、納得のいく形で行ってくださいね。
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