なぜ「正論」の投資術は悲しいのか? 資産額よりも心の平穏を守るための思考法

投資哲学・メンタルラウンジ

はじめに

資産形成は人生を縛るものではなく人生の糧であるべき

資産形成や資金の捻出について、日頃考えていることをつらつらと書いていきます。 効率を最優先するやり方とは少し違うため、共感できない部分もあるかもしれません。そうした方は読み飛ばしていただいて大丈夫です。 「自分に合うやり方」を模索している方への、一つの提案として受け取っていただければ幸いです。
投資の世界には、残酷なほど明確な「算数の正解」が存在します。 手数料をコンマ数パーセント削り、生活費を極限まで切り詰め、1円でも多くインデックスに回す。これが資産額を最大化するための最短ルートであることは、誰にも否定できません。

しかし、私たちは「資産額」というスコアを競うゲームのプレイヤーである前に、「今」という二度と戻らない時間を生きる一人の人間です。 10年後の100万円のために、今の笑顔を犠牲にする。そんな投資が、果たして本当に「成功」と呼べるのでしょうか。効率という名の正論に押しつぶされそうになっている方へ、なんなん流の「少し不器用で、でも温かい」投資のスタンスをお伝えします。

「正論」に感じる、少しの悲しさ

みなさんも資産形成について調べる中で、こんな言葉を目にすることはありませんか? 「なぜ高級車をわざわざ買うの? 安い車にして差額を運用した方がいい」 「持ち家は最大の負債だ」

確かに、資産形成という面だけを見れば、これらはマイナスなポイントかもしれません。最速で資産を増やしたいのなら真っ先に削るべき部分だとは思います。 でも、他の方のブログやSNSでこうした言葉を見ると私は個人的に何とも言えない気持ちになります
「車なんて動けばいい」「ブランド料に金を払うのは情弱だ」。 効率を重視する側から見ればそうかもしれません。しかし、お気に入りのハンドルを握った時の高揚感や、ピカピカの愛車で家族と温泉へ向かう道中の会話は、時価で変動する株券には決して真似できない価値を持っています。

それは、浪費ではなく、「明日もまた頑張って働こう、投資を続けよう」と思えるための、心のエネルギー源です。 なんなん流では、こうした支出を「サンクコスト(埋没費用)」ではなく、人生を完走するための「ガソリン」だと考えています。無理にアクセルを全開にして途中でガス欠になるよりも、心地よい速度で景色を楽しみながら走る方が、結果として遠くまで行けるのです。

人生の必要経費という考え方

そこまでして、資産形成「だけ」を優先しなければならないのか? 高級車を購入し、ドライブへ行く、家族と出かける。これは無駄遣いではなく、立派な「人生の必要経費」ではないのでしょうか。

お気に入りの車を購入し人生の幸せを感じつつ、その中で無理なく捻出できる範囲の資金で投資をする。 そんな道があってもいいはずです。

 保険に関しても・・・

保険は最小限にして(無くして)、浮いた分を運用に回せという言葉を目にします。 最高速で資産形成をするならこれが一つの正解であることは間違いありません。高額療養費制度などの公的扶助がある以上、民間の保険は過剰になってしまうことが多いと思います。

それでも保険にやっぱり入っておきたいと思う人はいると思うんです。その方たちは保険に入っても病気は治らないことはわかっているが、保険に入っていることによって安心感を得る。この心の平穏はすごく大切なことだと思います。

ただし、ここで大切なのは過大な保険にしないことです。

不安だからと何でもかんでも入るのではなく、自分たちに本当に必要な金額、保証をしっかりと考え、納得した上で加入する。 「心の平穏」は守りつつ、過剰な分は削って投資へ回す。 この適正なバランスを見つけることが大切だと私は思います。

保険に入ることを進めてるわけではないし、保険入ってない人を否定しているわけではないです。他人が保険に入っていることを否定的に言ったりすることは違うということです
保険を「期待値」だけで語れば、確かに分が悪い賭けかもしれません。しかし、保険が売っているのは「保障」だけではなく、「もしもの時も大丈夫だ」という安眠です。

高額療養費制度があるから貯金でカバーできる。それは事実です。でも、病床で通帳の残高が減っていくのを見ながら耐えられる人と、「保険金が出るから大丈夫」と治療に専念できる人、どちらが精神的に守られているかは明白です。 その安心感のために払う月々数千円の保険料は、**「自分の投資判断を狂わせないための防衛費」**とも言えるのではないでしょうか。 大切なのは、他人の物差しで「無駄」と切り捨てることではなく、自分の不安の大きさに合わせた「オーダーメイドの安心」を納得して買うことです。

私のスタンス

投資は人生を豊かにするための糧であって、人生そのものを縛る鎖になってはダメだということ。

効率重視である必要はまったくなく 自分にとっての幸せを守りながら、自分のペースで行う投資。 地味かもしれません。でもこれが長続きする投資だと私は思います
いつの間にか、株価のチェックが義務になり、節約が強迫観念になり、投資が自分の人生を支配し始める。それは、豊かになるために始めた投資が、自分を縛る「鎖」に変わってしまった瞬間です。

なんなん流が目指すのは、「投資をしていることを忘れるくらい、今を全力で楽しめる状態」です。 1階の土台がしっかりしており、2階のエンジンが回り、3階の遊び心がある。この設計図があるからこそ、私たちは「効率」という呪縛から解き放たれ、自分にとっての幸せに真っすぐお金を使えるようになります。
資産形成の成功とは、5,000万円や1億円といった数字の達成だけではありません。 そのプロセスにおいて、どれだけ自分や家族の笑顔を守れたか。どれだけ「この人生で良かった」と納得できたか。

効率を捨てた先にしか見えない景色が、確実に存在します。 派手な成功法則よりも、地味でも「自分を嫌いにならない投資」。 そんな歩みを、これからも一緒に続けていきましょう。


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