国策は「最強の売上明細」。経産省・国交省の予算から読み解く、勝率を上げるトップダウン投資術

投資哲学・メンタルラウンジ


個別株の銘柄選びは国策で決める?負けにくい個別株をカンニングする3つの方法

個別株はカンニングしてもいいんです

個別株で負ける人と、負けにくい人いると思います。
その差は情報の取り方にあると思っています。

投資で負けないための究極の近道。それは、誰よりも早く正解を知ることではなく、**「絶対に外れない需要」**を特定することです。 私たちが日々向き合っている個別株のチャートの先には、必ず「予算」という名の蛇口があります。その蛇口をひねる権限を持っているのは、企業ではなく「国」です。

「どの業界が伸びるか」を個人で予想するのは至難の業ですが、国が「ここに122兆円使います」と宣言しているなら、話は別です。それは予想ではなく、もはや「未来の売上明細」。今回は、経産省や国交省のHPを「カンニング」して、国策という巨大な波に相乗りするための、なんなん流・戦略的思考を伝授します。

負けにくい銘柄選びが難しいと感じる最大の理由は、ゼロから答えを探そうとするからではないでしょうか?
でも、実は国が出している答えがネット上に転がってるかもしれませんよ?

なぜ経産省・国交省のHPなのか?

  • 経済産業省: 次世代の稼ぎ頭(半導体・AI・GX)に投資。
  • 国土交通省: 国民の生活維持(インフラ老朽化・防災)に投資。

    ここに書かれている予算額は、将来、確実に企業の売上として振り込まれるお金の予約リストなのです

【2026年の確定需要はここにある(最新予算案より)

先日(3月13日)、過去最大122兆円の令和8年度予算案が衆議院を通過しましたね。
その中身をのぞいてみましょう!

  • 半導体・経済安保: 2,500億円規模の追加支援。
  • 国土強靭化: 第1次実施中期計画(2026年度〜)が始動。5年で約10.6兆円。超巨大プロジェクトですね!
  • インフラ老朽化: 道路陥没事故等を受け、修繕予算が一段と加速しています。
  • 防衛・造船: 高市政権が掲げる「17の戦略分野」の筆頭。ここにはお金が明確に流れるのではないでしょうか?

2026年3月13日、過去最大の122兆円にのぼる令和8年度予算案が衆議院を通過しました。この数字に圧倒される必要はありません。投資家として見るべきは、その「増分」と「継続性」です。

特に注目すべきは、高市政権が掲げる「17の戦略分野」です。 これまでの「補助金を出して終わり」の政策から、経済安全保障を軸とした「国家の存亡をかけた投資」へとフェーズが変わっています。半導体、AI、防衛、そして宇宙。これらは単なるトレンドではなく、国が予算を投じてでも「作らなければならない市場」です。この潮流を掴むことは、暗闇の中で灯台の光を見つけるようなものです。

ここは重要! 国策は「問題文」であり「答え」ではない

ここが一番重要です。 半導体関連だから買いではないです!

  • その予算の恩恵を利益に変えられる技術があるか?
  • 儲かった分を株主還元(配当)に回す文化があるか?

    このボトムアップの精査こそが、投資家の腕の見せ所ではないでしょうか?

国策という「問題文」を見つけたら、次は「回答者(企業)」の質を見極める番です。 「国策テーマ=買い」という安易な思考は、往々にして高値掴みの原因になります。なんなん流では、以下の3つのフィルターで銘柄をふるいにかけます。

  1. 独占的技術: その予算を受け取れるのは、その企業だけか?(参入障壁)
  2. 収益の質: 一過性の補助金ではなく、継続的な受注(修繕や保守)に繋がるか?
  3. 株主への還元: 国から得た利益を、ちゃんと私たちの「配当」として分配する意志があるか?

このボトムアップの精査を終えて初めて、国策は「最強の投資先」へと昇華します。

なんなん風のものすごく簡単な説明

① 経済産業省・国土交通省のHPを見てみよう!

② 「予算概要」と「成長戦略」を読んでみよう!

③ 国家が数年年スパンで「どこに」「いくら」税金を投下するか把握しよう!

この3つで選ぶ株が何となく見えてくると思います!

投資はトップダウンが基本です。
国が描く未来図に相乗りする。これだけで難易度は一気に下がると私は思います!

ここが大切!

同じテーマの中でも
利益が出る企業、出ない企業
そして株主に還元する企業は全く違います。

ここを見極めることができて、初めて勝ちに近づいていくのです!

実際にどんな株があるの?

3つほど例をあげます

1. 三菱重工業(7011)

【国策テーマ:防衛・宇宙・脱炭素(GX)】

  • 相乗りする国策: 2026年度予算案でも継続して盛り込まれている「防衛力の抜本的強化(防衛省)」と、次世代エネルギーの「GX(経済産業省)」。
  • 実例としての見方: * 防衛: 開発費・受注ともに国内トップ。高市政権下で防衛・宇宙が「戦略分野」と明言されており、国家予算が直接売上に直結する「ほぼ確定した需要」の筆頭です。
    • GX: 次世代の水素発電や小型原子炉(SMR)の開発にも予算がついています。
  • 3階建てだと? 防衛の国策の代名詞といわれる株です。配当比率が少ないですが成長率等に期待が持てる3階の守護神ですね

2. ショーボンドホールディングス(1414)

【国策テーマ:インフラ更新・国土強靭化】

  • 相乗りする国策: 国土交通省が進める「国土強靭化実施中期計画」および「老朽化対策」。
  • 実例としての見方: * この会社は「新しく橋を作る」のではなく、古い橋を直す(補修)の専門家です。
    • 日本中のインフラが耐用年数(50年)を超えてくる中で、国交省は「修繕予算」を優先的に配分しています。新設と違い、修繕は「先送りができない」ため、不況にも強いのが特徴です。
  • 3階建てでは?: 財務が健全で利益率も高く、増配傾向もあるため、2階(高配当)の安定感を高めつつ「国策の恩恵」を享受できる銘柄かな?と思います!

3. 日水コン(261A)

【国策テーマ:上下水道DX・防災】

  • 相乗りする国策: 厚生労働省から国交省へ移管された「水道インフラ整備」と、2026年度創設予定の「防災庁」関連。
  • 実例としての見方: 上下水道のコンサルティング(設計・調査)で国内トップクラス。
    • 能登半島地震などを受け、水道の耐震化や老朽化対策は国家の急務です。自治体予算がコンサルに流れる仕組みに相乗りできます。
    • 2024年に上場したばかりで、成長期待もありつつ、配当意識も高い傾向にあると思います!
  • なんなん流の役割: 3階の夢枠を、ギャンブルではなく確実な公的需要で埋めたい時に面白い選択肢になるのかな?と思います!

ポートフォリオの各階層に国策をいれてみよう

2階(高配当)と3階(夢・ホビー)で国が描く未来図に相乗りする。 これが、3階建て資産形成による「負けにくい、かつ夢のある」投資の一部になります。
投資は、難しくしようと思えばいくらでも難しくできます。 しかし、わざわざ荒波に一人で立ち向かう必要はありません。国が描く大きな地図を広げ、その行き先にある企業にそっと相乗りする。

「国策に売りなし」という格言は、令和の時代、高市政権の時代においても健在です。 1階のインデックスで世界経済を、2階と3階で「日本の未来」を。 この多層的な構えが、あなたのポートフォリオをより強固に、そしてよりワクワクするものに変えてくれるはずです。

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※本記事は特定銘柄の購入推奨ではありません。紹介したデータや戦略は一つの強力な指標として参考にし、投資判断はご自身のリスク許容度に応じて行ってください。

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