株価が大きく下がったとき含み損を見て絶望してしまいますよね。私もよく絶望してます笑
でもその絶望の中には特定口座には損出しという強力な武器があるのをご存じですか?
「損出し」とは何か?
簡単に説明しますと、含み損を抱えた銘柄を一度売却して損失を確定させる。そしてその損失を他の利益と相殺(損益通算)することで、払いすぎた税金を取り戻すテクニックの一つになります。
- 通常: 利益が出た時、その20.315%を税金として支払う。
- 損出し: 含み損をあえて確定させ、今年の利益と相殺して「所得を減らす」。
一口メモ
「税金は後回しにするほど、再投資の複利効果で有利になる」 これが損出しの最大の狙いです。
損出しの「3ステップ」
- 利益と損を洗い出します
まずは今年すでに利益が出ている銘柄(配当)があるかを確認します。 - 含み損を確定させてしまいます
評価損が出ていてる銘柄を売却します。
これにより今年の利益から損失を差し引くことができます。 - 即座に買い戻す(または同等銘柄に乗り換える)
売った銘柄が持ち続けたい銘柄の場合は、売却直後に買い戻しを行います。もしくは暴落でチャンスになっている銘柄や似た値動きをする他の銘柄に乗り換えて完了です。
一口メモ
※当然ですが・・・買い戻した後は取得単価が下がった状態になるので、将来値上がりした時の税金に注意が必要です。
3. このテクニックを使うべき「タイミング」
ただ闇雲にやるのではなく、以下の条件が揃った時がベストです。
- 今年の利益が確定している時: 損出しは利益があることが前提です。
- 年末12月に近い時: 年間の損益が確定するため、節税効果を見極めやすいです。
- 株価が大きく下がっている時: 損を確定させる痛みが小さく、節税のメリットが大きいです。
- 個人的に一番大事なポイント:その株を持ち続ける予定で損益が出た際その損益で利益を相殺し、含み損をリセットしたいとき
注意点:やってはいけないこと
- NISA枠での損出しは不可: NISA口座の損失は税務上なかったものとみなされます。損出しができるのは特定口座だけです。NISAで個別株売買が推奨されない理由の一つですね。
- やりすぎに注意: 節税はあくまで税金の繰り延べであり、将来利益が出ればその時に税金を払う必要があります。手続きが面倒なわりに節税効果が薄い場合、単なる売買手数料のムダになりかねません。
今回のまとめ
暴落は、資産を減らすイベントであると同時に、税金を調整する絶好の機会でもあります。
含み損をただ放置するのではなく、この損失は、今年の税金をいくら安くしてくれるか?と計算してみるのもいいかもしれないですね?
暴落時にやるべきことは狼狽売りすることではなく、冷静に税務上の調整を行い、さらにその売った資金で安くなってる株を購入しポートフォリオを整えることなのかもしれません。
感情を排し、税金の仕組みというルールを徹底的に使い倒す。ルールというルールをすべて使って資産形成をしていくのが目標に到達できる一番の近道かもしれません。
この記事に対して私に対しての質問や疑問、こういうものがあるよ!等の意見がありましたら是非コメントをおまちしております!


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