株が下がると怖いという感覚、これは誰にでもわかる、株をやってない人にもわかることだと思います。
しかし「資産が過去最高を更新しているのに、なぜか手放しで喜べない」
「順調すぎて、明日には暴落して全部なくなるんじゃないか……」
投資を続けていると、不思議なことに株価が上がれば上がるほど、得体の知れない恐怖に襲われることがあります。これは株やFXなどを実際にやるようになるとわかる感覚だと思います。
今回はこの高値の恐怖の正体について考えていきましょう
結論:不安の正体
株が上がって怖くなるのは、臆病だからではありません。
その正体は「手に入れたものを失いたくない」という強烈な守備本能です。
株が上がるのは良いことです。常に上がり続けてほしいぐらいです。
株が上がると
「含み益が出る」「利益が乗る」
いいことばかりですがそれと同時に次の日、もしくは数分後にはこれが全部なくなるかもしれないという不安が生まれます。つまり「失う可能性のあるもの」が増える ということ。
資産が増えるということは、それだけ失う可能性のあるものも大きくなっているということ。
小さいころの経験や本能から脳が勝手に
「この幸福は長く続かないはずだ」
「今のうちに逃げろ」
と言っているのかもしれません。
これは人間の生存本能そのもの。 むしろ 順調だからこそ怖くなるのです。
心理的要因:なぜ「嬉しい」より「怖い」のか?
なぜ資産が増えているのに心がざわついてしまうのでしょうか?
この感情にはいくつかの理由があると思います
- 「お金の器」とのギャップ:
自分の想定を超えたスピードで資産が増えるとセルフイメージが追いつかず、居心地の悪さを感じることがあります。 - 高値掴みへの恐怖:
今が天井かもしれないという不安から、追加投資ができなくなったり、根拠のない全売却をしたくなったりします。私もこれはよくあります。機会損失につながりますね・・・ - 負のシミュレーション: 人間は生存本能として、良いことよりも悪いことを予測する癖があります。上がった分だけ、落ちる時の衝撃が大きくなると無意識に計算してしまうことがあるのかもしれませんね?
- 利益が自分のものになる:
含み益の段階でも人はそれを自分の利益と感じます、実際私も感じています。そのため実際にはまだ利益になっていないのに失う恐怖だけ来てしまうことがあると思います。
実例
例えば株を買ってから順調に上がったと考えてみましょう。
最初はとてもうれしいです。なんていったって利益が出ていますからね!
しかし途中から
「そろそろ売ってしまおうか?」「一回利確しておけば安心じゃないかな?」
と考えてしまい、結果早く売ってしまう
私自身もそうですが、高値圏ではこんな心の隙が生まれがちです。
他にはこんなこともあると思います
- 含み益は幻と念じすぎる:
利益を確定させないと気が済まず、上昇相場のまだ序盤なのにチキンレースを降りるように売ってしまう。自分にそれが正解と言い聞かせてしまうことがあります。 - 暴落論に吸い寄せられる:
SNSで「次は〇〇ショックが来る」という極端な意見が目立ちます、今の右肩上がりのチャートより真実味を帯びて見えてしまい売ってしまうことがあると思います。 - 過去の価格に引きずられてしまいます:
「以前は〇円だったのに、今は高すぎる」と、今の企業の価値ではなく、過去の数字に縛られて動けなくなってしまうことがあります。
④ 対処
この恐怖を完全に消すことはできません。だからこそ怖くなることは普通と知ることが大切ではないでしょうか?
- 「怖いのは順調な証拠」と認める:
恐怖を感じているのは、あなたの資産がそれだけ大きく育っている証拠です。「お、今自分は怖がっているな。順調だな」と客観視しましょう。 - アセットアロケーションを確認する:
感情が揺れた時こそ数字を見ます。「今の現金比率は計画通りか?」をチェックし、ルール内であれば「何もしない」のが最強の戦略です。 - 「出口」を思い出す:
そこに至るまでの過程で、途中の小さな山で降りてしまってはゴールに届きません。今売る理由は、恐怖以外にあるか?と自分に問いかけてみるのが良いと思います
株が下がって怖くなることは弱いからではありません
失いたくないという正常な反応なのです!
一口メモ
私も資産が最高値を更新するたびに、こんなに上手くいくはずがないと怖くなります。そんな時は、あえてチャートを閉じています。 恐怖は、あなたが目標に向かって正しく進んでいるからこそ感じるもの。その感情すらも、投資の醍醐味として楽しんでしまいましょう!
まとめ
上がっていても不安になるのは普通なんです。原因は失いたくないという感情です
この感情はだれにでもあるもので異常ではありません、ですがこの感情が正常な判断を狂わせて来ることは多いと私は思っています。
含み益が100%、200%を超えてくるとまた違いますが初期の含み益は心理的に重くなりがちです。
なので事前にルールを設けて常に冷静にいられるように頑張っていきましょう!
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「資産が増える恐怖」を飼いならす知恵



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