A1→C→Eで決着。“安心ではなく延命”を選んだ相場
相場シナリオ(こちら)から見た、今週の相場シナリオの答え合わせは
米国市場まで含めて整理すると
A1 → C → E
この流れで決着しました。
月・火:A1(二段落ち)
週明けは想定通りの下げ。
- 月曜: 大幅下落
- 火曜: さらに続落 地政学リスク、為替、需給が重なり、しっかりとした 二段落ち(A1) が完成。
水曜:C(リスク一時緩和)
トランプ発言をきっかけに一気に反発。
- 買い戻し主導: 「最悪は回避されたか?」という空気。
Cは成立したが、“安心”は一時的だった。
木曜:Cの否定
- 発言一つで失速: 上昇の継続性なし。
Cは“定着せず”に終了。
金曜:E(ショートカバー)
金曜の反発は 純粋な需給(売り枯れ) が主因。
- 追証売りが出尽くし: 売り方の買い戻しが一気に入る。
- 原油急騰の逆風: それすらも踏み上げで吸収。
典型的な“ショートカバーE”。値幅は出るが、持続性は弱い動き。
米国の最終判断
金曜夜に発表された 米国雇用統計 の結果。
- 雇用: 強い(+17.8万人)
- 失業率: 低下(4.3%)
- 賃金: 伸び鈍化(+3.5%)
強いが、過熱ではない“中庸の強さ”。
この結果により、
- 米国は崩れない
- 金利も急騰しない
- リスクオフにもならない
- 金曜のE(リバウンド)が否定されなかった形になります
■ 今週の本質:相場の解釈
米国は 「安心」ではなく「とりあえず崩れない(延命)」 を選択。
- リスクオンに戻るほど強くない
- かといって崩れるほど弱くもない 中途半端な強さが続く「延命相場」。
下げ(A1) → 一時安心(C) → 否定 → 需給で延命(E)
私の考え
月曜日・火曜日の下げに関しては一番可能性が高いと思っていたので想定内でした。
しかし水曜日のトランプ氏の発言で上がり、また木曜日の発言で下げる。
確定ではないただの発言に少し相場が揺れ動きすぎている気がしています。
こちらに関してはアルゴリズムによる反応に人間が反応した形だと思いますが・・・
地学的リスクのせいではあると思いますが、今の相場は少し過敏になりすぎていると私は思っています。
来週の分岐点
1. 50,000円の攻防
50,000円は単なる数字ではない:2026年上昇の全否定ライン
59,332円という史上最高値をつけた2月、その狂乱の起点は1月の「50,000円突破」でした。
- 分岐の判断: 53,000円台維持: 「延命(E)」が成功し、底固めフェーズへ。
- 50,000円割れ: 2026年の上昇益をすべて吐き出す全戻しの可能性。
「再びA(下落)」への突入です。ここを割ると、2月に高値掴みをした「油断(フェーズ③)」組のパニック売りが津波のように押し寄せる可能性があります。
- 50,000円割れ: 2026年の上昇益をすべて吐き出す全戻しの可能性。
2. 為替160円:財務省の「実弾」vs 市場の「慣れ」
雇用統計が強かったことで、ドル円は160円に手をかけています。
- 分岐の判断: *160円超え + 介入なし: 円安による輸入インフレ懸念が株価の重石になる可能性。
- 161円付近での実弾介入: 一時的に155円方向へ押し戻される際、日本株が連動して急落するリスクがあります
- 介入があっても「160円に戻るのが早い」場合、市場は介入に慣れコントロール不能な円安=株安の負のループに入ります。
3.4月6日(月):トランプが仕掛けた「最後通牒」
トランプ氏は3月26日に、イランのエネルギー施設(発電所等)への攻撃猶予を**「米東部時間 4月6日 午後8時(日本時間 7日 午前9時)」**まで延長すると発表しています。
つまり、来週月曜日は「話し合い」の段階が終わり、「実力行使か、合意か」の審判が下る日です。
【分岐シナリオ1】合意(停戦)への急進
- 内容: イランが米国の提示した15項目の停戦計画に歩み寄る。
- 市場の反応: 原油価格が暴落し、安心感からショートカバー(E)が加速。日経平均は55,000円方向へ急反発する可能性があります
- 私の視点: これが「一時緩和」の延長線上にある「本物のリバウンド」かを見極める場面だと思います。
【分岐シナリオ2】交渉決裂 + 攻撃開始
- 内容: 猶予期限が切れ、米軍またはイスラエル軍によるイラン施設への攻撃が始まる。
- 市場の反応: 原油価格が150ドルを目指して暴騰。日経平均はなんなんさんが警戒する50,000円ラインを一気に試しに行く「激震」が起きる可能性があります。
- 私の視点: アルゴリズムがパニック売りを誘発し、人間がそれに反応して投げ売りを始める。本当の暴落の始まりだと思います
※皆さんの資産状況やリスク許容度はそれぞれ異なります。紹介したデータや戦略は一つの強力な指標として参考にしつつ、最終的な投資の判断は、ご自身の責任と許容範囲内で、納得のいく形で行ってくださいね。
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なんなん’s Eye:
ニュースの数字だけを追っていても、答えは見つかりません。私はこの3冊から得た「データ」「覚悟」「実利」を組み合わせて、自分だけの『要塞』を守り抜いています。月曜日、一緒に立ち向かいましょう。



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