投資を『継続』させるための3階建て資産形成

実験室・優待(3F)

初めに

新NISAを始めたけど、ただ積み立てるだけでは退屈。ほかの人は個別株で増やしてるけど自分はただ眺めているだけ」

こんな考えをしてしまう人は少なくないと思います。

他人のキラキラした収益報告を気にしてしまう。このようなことは投資の世界ではよくあることです。でも、自分の手で理想の資産形成を行う・・・これが一番の楽しみではないでしょうか。

投資で最も大切なのは「継続」です。私は、自分の資産を**「3階建ての建物」**に見立てて管理することで、心の平穏とワクワクを両立させています。

1階:守りの土台

2階:成長の柱

3階:夢と遊びのフロア

今回はこの3階建ての3階の説明をしていきたいと思います

投資の正解が「インデックスの積立」であることは、今や誰もが知る事実です。しかし、その「正解」を20年、30年と継続できる人はごく僅か。なぜなら、人間はどこまでいっても「感情の生き物」だからです。

SNSで流れてくる「10倍株を当てた」という報告、煌びやかな株主優待の生活……。それらを横目に、ただ無機質な積立画面を眺め続けるのは、あまりにも過酷な精神修行です。 私の「3階」は、そんな投資家の『嫉妬』や『焦り』、そして『退屈』という魔物を封じ込めるための、知的な遊び場です。1階と2階で資産の命脈を保ちつつ、3階で「投資の醍醐味」を思い切り味わう。この遊びこそが、土台を完走させるための最強の燃料になるのです。

3階の上限額について

3階の上限は、総資産の最大10%まで。 基準は「購入時の取得価格の合計」です。 時価が下がって割合が5%になっても買い増しはしません。
3階において最も重要なのは、銘柄選びではなく「枠の管理」です。 3階の銘柄は、時にドラマチックな爆騰を見せ、時に絶望的な急落を見せます。しかし、基準を「取得価格」に固定することで、時価が下がったからと躍起になって「ナンピン」し、気づけば資産の半分がギャンブル株になっていた……という破滅のシナリオを物理的に遮断します。

「3階は、燃えてもいい余裕資金の極致」。 この10%という防波堤があるからこそ、私たちはRocket Labのような宇宙への夢や、バイオの未来に、心置きなくベット(賭ける)することができるのです。

3階は広げすぎない。必要以上に追いかけることがないようにするためのルールです

上限: 総資産の最大10%

基準: 購入時の取得価格(時価ではない)

鉄則: 下落しても枠を埋めるための買い増しはしない

3階の内訳

① 優待枠(体験型)

• 食事 (クリエイツレストラン・Coco壱番屋など)

• 買い物(イオンなど)

• 趣味(オリエンタルランド・サンリオ・セガサミーHD)

優待を受け取り使用することで日々の生活に彩り、株をしているという実感、ご褒美として感じることが目的です
数字だけの資産形成は、どこか現実味を欠いてしまいます。
しかし、イオンでキャッシュバックを受け取り、ココイチのカレーを優待券で食べ、オリエンタルランドの株主としてパークを訪れる。このとき、あなたは単なる「消費者」ではなく、「世界を動かす企業の一員(オーナー)」であるという誇りを取り戻します。
この「手触りのある実感」は、暴落時に「株なんて売ってしまいたい」という衝動を食い止める、驚くほど強力な心の絆になるのです。

② 夢・宝くじ枠

Rocket Labやネビウス・グループ【NBIS】など

最大5銘柄。合計で50〜100万円程度。 テーマや将来性に惹かれた銘柄を少額で保有します。当たれば大きいが外れても土台に影響が出ない程度

③実験枠

1698(上場インデックスファンド日本高配当)と1489(NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型ETF)

似ているようで性格が違うETF(株、投資信託)を同額程度購入、運用しどちらが自分に合うのか比較実験していきたいと思っています。

実験の目的はどちらが優れているのかを競うのが目的ではありません

その他のルール

3階の銘柄は、年に一度見直しを行います。
黒字化や業績トレンドの改善、スクリーニング、配当開始、配当の改善等の明確な基準をクリアしたものを、メイン資産への昇格を検討されます。
逆に、 世界情勢など外部要因ではなく、会社固有の問題が発生した場合は、速やかに売却を検討。感情ではなく、ルールで動いていきたいと思っています

3階は単なる遊び場ではなく、「なんなん流・投資家養成所」でもあります。 例えば似た性格のETF(1698と1489)を競わせる「実験」は、机上の理論ではなく、自分の身銭を切って「どちらが自分の性格に合うか」を確かめる貴重なプロセスです。

さらに、ここで頭角を現した銘柄が、配当や業績の基準をクリアし「2階(メイン成長枠)」へと昇格する。この「マイナーリーグ(3階)からメジャーリーグ(2階)への昇格システム」があることで、投資はより戦略的で、かつダイナミックなゲームへと進化します。

最後に

まとめ:投資を楽しむための、私なりの答え

投資の正解は、数十年後の資産額で決まるかもしれません。 その長い道のりを「退屈」や「焦り」だけで過ごしていくのは難しいことだと思います

3階は、投資を一生続けるための「楽しみ」であり「防波堤」です。

  • 優待で日々の生活に彩りを添える
  • 夢枠で冒険・ロマンを追いかける
  • 実験枠で自分に合うスタイルを探求する

ここで日々の楽しみを得ることで投資を退屈することなく続けていけると思っています

「投資を楽しんでいる人」に、無理をして耐えている人は勝てません。 3階で優待を楽しみ、夢にワクワクし、実験に知的好奇心を満たす。 こうしたポジティブな感情の積み重ねが、結果として暴落時のストレスを中和し、あなたを5,000万円というゴールへ、鼻歌まじりに導いてくれるでしょう。

正しさだけでは、人生は味気ない。 1階の堅実さと、3階の遊び心。その両方を抱きしめて、今日も一歩、理想の未来へ進んでいきましょう。

3階建てその他記事

3階建て資産形成の全体像
1階(土台)はこちら
1階(守り)はこちら
2階(成長)はこちら

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