はじめに
5月2日に前回の記事を投稿した。 今回はその続きとして、5月2日 → 5月24日 の動きを整理する。
この期間は、
- 日経の方向感が弱い
- 米国イベント待ち
- 決算シーズンの真っ只中
- ボラティリティがやや拡大
という「静かな調整 → 反発 → 再調整」の流れだった。
その中で、1698 と 1489 はどう動いたのか。
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1698(上場日本高配当)
| タイミング | 終値 | 騰落率(3/2比) | コメント |
|---|---|---|---|
| 3/2(購入) | 4,215.58 | 0% | 実験開始 |
| 5/2(前回) | 3,915 | −7.13% | GW前の調整 |
| 5/13 | 4,020 | −4.63% | 4,000円台を回復 |
| 5/24 | 4,053 | −3.85% | 安定した推移で上昇継続 |
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1489(日経高配50)
| タイミング | 終値 | 騰落率(3/2比) | コメント |
|---|---|---|---|
| 3/2(購入) | 3,358 | 0% | 実験開始 |
| 5/2(前回) | 3,118 | −7.15% | 底打ち気味 |
| 5/13 | 3,283 | −2.23% | 一気に反発 |
| 5/24 | 3,216 | −4.23% | 調整しつつも3,200円台維持 |
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5/2 → 5/24 の軌跡
1698は「静かな相場」で強さを発揮
5/2 → 5/13 → 5/24 と、 3段階で安定して戻している。
- 5/2:3,915
- 5/13:4,020
- 5/24:4,053
下落幅が浅く、戻りも安定。 守りのETFとしての性格がそのまま出ました。
1489は「反発局面」で跳ねた
5/2 → 5/13 の反発が強烈。
- 5/2:3,118
- 5/13:3,283(+165円)
- 5/24:3,216(調整しつつも高水準)
下がる時は深いが、戻る時は速い。 攻めのETFとしての動きがそのまま出ました。
5月に入ってもブレていない。
- 荒れたら 1698 が耐える
- 落ち着けば 1489 が跳ねる
この関係性はむしろ強化されたように見えます
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結論
5/2 → 5/24 の期間は、
1698
下落圧力が消えた。 4,000円割れが買い場として機能した。 需給が安定方向へ変化した。
これは“安定性”という言葉では片付かない。 市場が実際に下を支えた という事実だ。
1489
短期資金の出入りが激しく、方向性が固まらない。 反発は強いが、持続しない。
これは“荒い”ではなく、 “資金の滞留時間が短いETF” という性質の可視化。
5月2日から24日までの動きを並べてみて、 一番強く感じたのは 1698 と 1489 の変化の質がまったく違う ということだった。
1698は、4,000円を割ったところからの戻りが一過性ではなく、 じわじわと下値を固めながら上に向かっていった。 これは「高配当ETFは下がりにくい」という一般論ではなく、 実際の相場の中で下値が支えられた瞬間を目撃した という意味がある。
一方で1489は、5/13に強烈な反発を見せたものの、 その勢いは長続きせず、すぐに調整が入った。 この動きは、 短期資金が一気に入って、一気に抜けたという資金の癖をそのまま表している。
この2つを並べて観察したことで、 市場の中で動いている2種類の力が可視化された。
- 1698が見せたのは「中期の需給の強さ」
- 1489が見せたのは「短期資金の回転の速さ」
この違いは、 数字を追っているだけでは絶対に気づけなかった。
実験として継続して観察したからこそ、 下値を支える波と短期の波という 市場の2つのレイヤーが浮き上がってきた。
守りの1698、攻めの1489わかっていたことですが、それが実感できたと思います
※本記事は特定銘柄の購入推奨ではありません。紹介したデータや戦略は一つの強力な指標として参考にし、投資判断はご自身のリスク許容度に応じて行ってください。
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