金曜日の市場は久しぶりに大きく崩れました。
米国では、
・ダウ -1.35%
・S&P500 -2.64%
・NASDAQ -4.18%
・NASDAQ100 -4.77%
・SOX -10.26%
と、AI・半導体関連を中心に大幅下落。
さらに週末時点では、
・日経先物 -4.13%
・TOPIX先物 -2.44%
となっており、市場は金曜日の日中よりもさらに弱気な見方を織り込み始めています。
背景には、
・強い雇用統計による金利上昇
・トランプ政権によるAI・半導体関連発言
・AI関連銘柄への利益確定売り
・中東情勢への警戒感
などが重なった可能性があります。
ただし重要なのは、今回売られた中心がAI・半導体だったことです。TOPIXは比較的底堅く推移しており、日本株全体が崩壊したわけではありません。
まず考えられる流れ
SOX急落
↓
日経先物急落
↓
月曜寄り付き売り
↓
追証・利確売り
↓
IPO資金確保
↓
方向性を探る展開
特に今回は大型IPOを控えています。
金曜の急落に加え、
・信用買い勢の投げ売り
・レバレッジ勢の追証
・IPO申し込み資金確保
が重なる可能性があります。
まずは月曜日の寄り付きが最大の注目ポイントです。
🟥 A:追証連鎖シナリオ【本命】
今回最も可能性が高いと考えています。
月曜急落
↓
追証発生
↓
火曜も売り
↓
投げ売り拡大
要因
・SOX -10.26%
・日経先物 -4.13%
・TOPIX先物 -2.44%
・信用買い勢の投げ売り
・SOXL勢のロスカット
・IPO資金確保売り
注目ポイント
・日経63,000円台
・TOPIX3,900ポイント
ここを割り込むと売りが加速しやすい。
🟪 B:二段下げシナリオ【対抗】
一番警戒しているパターン。
月曜急落
↓
火曜反発
↓
安心感
↓
再度売り
要因
・トランプ追加発言
・AI規制強化観測
・中東情勢悪化
・原油上昇
・米10年債利回り上昇
特に一度反発した後に再度売られる形はメンタルダメージが大きく、相場が崩れる時によく見られる動きです。
🟨 C:続落後レンジシナリオ
売りが一巡するケース。
月曜下落
↓
売り一巡
↓
ヨコヨコ
要因
・追証売り限定的
・TOPIXが下支え
・銀行、商社が耐える
・AI以外へ資金循環
AI関連は弱いままですが、市場全体は耐えるパターンです。
🟦 D:押し目買いシナリオ
最も楽観的なケース。
月曜安
↓
押し目買い
↓
週後半回復
要因
・SOX反発
・NVIDIA反発
・海外勢買い再開
・AI需要懸念後退
現状の先物水準を見る限り、優先順位は最も低いと考えています。
シナリオ順位
| 順位 | シナリオ | 評価 |
|---|---|---|
| ① | 🟥 A:追証連鎖 | 本命 |
| ② | 🟪 B:二段下げ | 対抗 |
| ③ | 🟨 C:続落後レンジ | 可能性あり |
| ④ | 🟦 D:押し目買い | 楽観ケース |
ドル円にも注意
今回見落とされがちですが、ドル円も重要です。
現在は160円台が意識される水準に近づいており、市場は為替介入を警戒しています。
米金利上昇
↓
ドル買い
↓
160円接近
↓
介入警戒
↓
円高
↓
日本株売り
過去の介入水準を考えると、政府・日銀が完全に無視できる水準ではありません。
今週は、
・ドル円
・米10年債利回り
・原油価格
も株価と同じくらい重要になります。
最終結論
今週は上昇相場のスタートを考える局面ではありません。
まずは金曜日の急落によるショックを市場がどこまで吸収できるかを見る週です。
SOX指数は-10.26%、日経先物は-4.13%、TOPIX先物も-2.44%まで下落しており、月曜日は追証や利益確定売りが出やすい環境になっています。
さらに大型IPOを控えていることから資金確保の売りも重なりやすい。
今週の焦点は上がるか下がるかではなく、
売りを吸収できるか。
そこにあると考えています。

※本記事は特定銘柄の購入推奨ではありません。紹介したデータや戦略は一つの強力な指標として参考にし、投資判断はご自身のリスク許容度に応じて行ってください。
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